【簡単】「ads.txt」とは?ファイルの問題を修正する方法

Googleアドセンスの審査に通って喜んでいるのもつかの間、

というメッセージが表示されて焦ってはいませんか?
「収益に重大な影響が出ないよう」なんて書かれているので、すぐにでも修正しないとヤバそうな気がして不安になりますよね。
この記事では、ads.txtファイルの問題を修正する方法について、初心者の方でもできるようにわかりやすく解説します。
まったく焦る必要はありませんので、この記事を見ながら落ち着いて対処してくださいね♪
ads.txt(アズテキスト)とは?
「ads.txt(アズテキスト)」とは、簡単に言うとアドフラウド(広告詐欺)を防止するツールです。
アドフラウドとは、偽のウェブサイトを作って広告のインプレッション数を水増ししたり、広告を不正にクリックしたりして、広告費をだまし取る詐欺のことです。
2021年の推計被害額は1,000億円超にもなるという調査結果も出ており、大きな問題となっています。
導入企業では最大20%の広告詐欺(以下「アドフラウド」)リスクがあるという結果に。また被害の平均値から逆算すると2021年の累計のアドフラウドの推定被害額は1,000億円超となることが明らかになりました。
引用:https://jp.spideraf.com/media/press-releases/ad-fraud-whitepaper-2021-2nd-sem
このようなアドフラウドを防止する仕組みの一つが「ads.txt」で、Googleアドセンスのヘルプを引用すると次のとおりです。
ads.txt による認定デジタル販売者(Authorized Digital Sellers)の宣言は IAB Tech Lab によるイニシアチブで、コンテンツ内のデジタル広告枠が、そのコンテンツのパブリッシャー(ウェブサイトならばサイト運営者)が認定した販売者(AdSense など)を通してのみ販売されるようにするものです。サイト運営者様は ads.txt を独自に作成することで、自サイトの広告枠の販売者を厳密に管理し、偽の広告枠が広告主に提供されるのを防ぐことができます。
引用:ads.txt に関するガイド – Google AdSense ヘルプ
読んでもよくわからないかもしれませんが、簡単に言うと偽サイトによるアドフラウドを防止できる仕組みです。
厳密で理解できなくてもブログ運営には支障ありませんので、これから解説する手順通りに「ads.txt」ファイルの問題を修正していただければと思います。
ads.txtファイルの問題を修正する方法
Googleアドセンスのads.txtファイルの問題は、Googleアドセンスの管理画面からダウンロードできるads.txtファイルを、FTPソフトを使ってサーバーに設置することで修正できます。
ads.txtファイルをサーバーに設置する手順



- google.com: 広告配信ツールのドメイン
- pub-○○○○○○○○○○: GoogleアドセンスのアカウントID
- DIRECT: Googleアドセンスのアカウントの管理タイプ
- f08c47fec0942fa0: GoogleアドセンスのTAG ID

FTPソフトの使い方については、こちらの記事で詳しく解説しています。

エックスサーバーでads.txtファイルを設定する手順
エックスサーバーをご利用であれば、FTPソフトを使わなくてもサーバーの管理画面内で設定することができます。




- 広告システム: google.com
- サイト運営者ID: GoogleアドセンスのアカウントID
- 契約種別: DIRECT
- 認証機関ID: f08c47fec0942fa0



ConoHa WINGでads.txtファイルを設定する手順
ConoHa WINGでも、サーバーの管理画面からads.txtを設定することができます。






