サイトタイトル(ブログ名)の決め方と文字数

WordPressを始めるときに、なかなか思いつかないのがサイトタイトル(ブログ名)ではないでしょうか。
ブログ名はパッとすぐに思いつくものでもありませんし、考えれば考えるほど、他のブログのタイトルを調べれば調べるほど、ますますわからなくなってきますよね。
事業用のサイトであれば屋号や会社名を使えばいいのですが、SEOに最適なサイトタイトルを考えるのはそう簡単ではありません。
この記事では、サイトタイトル(ブログ名)の決め方と、SEOに最適な文字数について、実例をあげながらわかりやすく解説します。
「サイトタイトルを決められない」とお悩みの方は、ぜひ参考にご覧ください♪

サイトタイトル(ブログ名)は後から変更してもいい
まずはじめにお伝えしておきたいのは、「サイトタイトル(ブログ名)」は後から変更してもいい」ということです。
WordPressをインストールするとき、このようにサイト名の入力を求められますよね。

私もそうでしたが、初めてWordPressを立ち上げるときは「しっかり考え抜いたサイト名を付けなければならない」と思い込み、先に進めなくなっている方も少なくないかと思います。
サイトタイトルの決め方を調べてみると、「後から変更しない方がいい」、「じっくり考えるべき」といった意見も多く、ますます悩んでしまいますよね。
ですが実際には、サイトタイトルを後で変更しても問題ありませんので、WordPressをインストールする段階ではそれほど悩む必要はありません。
だからと言って「何でもいい」というわけでもありませんが、最低限のポイントだけ抑えていればOKです。
これからサイトタイトルを決めるポイントを解説していきますので、ぜひ参考にしながら考えてみてくださいね♪
サイトタイトルとブログ名の違い
まず、サイトタイトルとブログ名はイコールではなく、役割が違います。
ブログ名は屋号のようなもので、当サイトでは「おだやか倶楽部」がブログ名です。
一方でサイトタイトルは、「福岡のSEO対策・WordPress講座・YouTube運営|おだやか倶楽部」としています。
もしサイトタイトルも「おだやか倶楽部」だけだったら、「SEO対策 福岡」、「WordPress講座 福岡」といった検索キーワードで上位表示させることが難しくなってしまいます。
また、おだやか倶楽部を知っている人にしか、どんなブログなのかがわかりませんよね。
有名ブログの例を一つ上げると、マクリンさんが運営している「マクリン」は、ブログ名が「マクリン」で、サイトタイトルは「マクリン | ガジェット8割・家電2割のレビューブログ」です。
「マクリン」というブログ名はとても覚えやすくて素晴らしい名称ですが、それだけだと何のブログなのか検討もつきませんよね。
かと言ってブログ名を「ガジェット8割・家電2割のレビューブログ」だけにしてしまうと、何のブログかは伝わりますが、ブログ名を覚えづらく、SNSでの言及もしづらくなってしまいます。
このようにサイトタイトルとブログ名は役割が違いますので、それぞれ分けて考えましょう。
ブログ名の決め方
では早速、ブログ名を考えていきましょう。
ブログ名を決める一番のコツは、「覚えやすいブログ名を付けること」です。
「マクリン」はまさに、覚えやすいブログ名ですよね。
長いブログ名でも「黄金の金玉を知らないか?」のようにインパクトがあれば印象に残ります。
4文字の法則
覚えやすい名前を考えるコツとして、「4文字の法則」があります。
これまた「マクリン」は4文字ですが、メルカリ、ユニクロ、インスタなど、実際に4文字であるか、4文字に略されている名称はとても多いです。
さらに濁点が付くとなお印象に残りやすいと言われており、ドラクエ、アマゾン、グーグルも4文字で濁点が入っています。
でも、こんなセンスのある名前を考えるのって、めちゃくちゃ難しいですよね⋯⋯。
と言うか、これがパッと思い付くような天才は、この記事を読んでいないと思います。
先に書いた通り、ブログ名は後から変更することもできます。
ブログを書き進めるうちに浮かんでくることもありますので、4文字の法則はいったん忘れて、仮のサイト名でWordPressのインストールを進めてくださいね♪
ハンドルネームをブログ名に含める
ブログ名の付け方で一番多いパターンは、ハンドルネームをブログ名に含める方法です。
またまた「マクリン」はこのパターンに当てはまりますが、「ヒトデブログ」、「manablog」など、「ハンドルネーム + ブログ」というブログ名はたくさんの例があります。
このパターンのメリットは、ブログ名だけでなく「人」も覚えてもらいやすいことです。
また、ブログ名に縛られることなく、どんなジャンルのことでも書けます。
SNSとの相性もいいので、ハンドルネームが決まっている方はぜひ検討してみてくださいね♪
発信するジャンルからブログ名を考える
発信するジャンルが決まっている場合は、そのジャンル名からブログ名を考えるのもオススメです。
例えば、私が運営に携わっている「マヤ暦」のブログは、「やさしいマヤ暦」というブログ名にしています。
ジャンル名に一言付け足すだけでブログ名になるので考えやすく、専門性を出せるのもメリットです。
ただ、このパターンだとジャンルに縛られてしまいますので、雑記ブログには向きません。
専門性の高いブログやアフィリエイトサイトを構築したい方にオススメの決め方です。
どうしてもブログ名が思いつかないときは⋯⋯
何度も繰り返しますが、ブログ名は後から変更できるので、今すぐに決める必要はありません。
また、センスのあるブログ名を考える必要もまったくありません。
この記事で紹介している有名ブログも、有名になったからセンスを感じるのであって、練りに練って絞り出したブログ名ばかりではないでしょう。
最初は仮のブログ名でいいので、なるべく早くWordPressを立ち上げて、ブログを書き進めましょう。
ただし、ブログ名は変更できても、ドメイン名は後から変更するのが難しいです。
ドメイン名の決め方も基本的にはブログ名の決め方と同じですが、以下の記事で解説しておりますので合わせてご覧ください。

サイトタイトルの決め方
ブログ名が決まったら、サイトタイトルを考えていきましょう。
まず、雑記ブログの場合は、どんなブログなのかが伝わるサイトタイトルになっていればOKです。
先に紹介した「マクリン | ガジェット8割・家電2割のレビューブログ」や、「寝ログ | 寝ながら出来るコトや使えるモノを紹介」というように、ブログのテーマやコンセプトが伝わるサイトタイトルを考えてみましょう。
ジャンル特化型ブログの場合は、サイトタイトルにジャンル名を含めることで、読者にとってもGoogleにとってもテーマが伝わりやすくなります。
特にトップページをSEOで上位表示させたい場合は、目標キーワードを必ずサイトタイトルに入れるようにしましょう。
事業用サイトの場合も、業種名や地域名で上位表示させることが重要です。
例えば、福岡で鍼灸院の集客をしたいのであれば、「福岡」と「鍼灸」というキーワードを入れます。
「福岡で鍼灸をお探しなら○○○鍼灸院へお越しください」という具合ですね。
ちなみに、サイトタイトルがブログ名や屋号だけのケースもありますが、それは有名になってからできることです。
有名なブログやお店は、そのブログ名や店名で検索されることが多いため、名称だけのサイトタイトルでも流入があるんです。
これを「指名検索」と言いますが、最初は無名からのスタートですので、サイトタイトルでもしっかりとアピールしていきましょう。
サイトタイトルの文字数
最後に、サイトタイトルの文字数について解説します。
検索結果でサイトタイトルを途切れることなく表示させるには、全角28文字を目安です。
文字数が短いのはいいのですが、文字数が長いと検索結果で表示されたときにサイトタイトルが途切れてしまいます。
例えば、当サイトのサイトタイトルは「福岡のSEO対策・WordPress講座・YouTube運営|おだやか倶楽部」ですが、アルファベットを半角とすると全角26.5文字です。
このように検索結果でサイトタイトルが途切れず表示されます。

サイトタイトルが途切れてもSEOへの影響はほとんどないのですが、きれいに収まったほうがいいですよね。
全角28文字以内であれば途切れることはないかと思いますので、全角28文字を目安としてサイトタイトルを考えてみましょう。
文字数の確認は、「文字数カウント」を利用すると便利です。
ぜひ当サイトの文字数カウントをご活用くださいね♪
